1. そもそもニット帽って?
ニット帽とは、ニット素材を編んで作られた帽子の総称で、季節や用途に合わせてさまざまなデザインや素材が存在します。
ニットキャップやニットワッチ、ビーニーなどと名前はいろいろな名称で呼ばれることも多いです。
近年はツバのついたツバ付きニットなどニット帽から派生した帽子も多く、明確な定義や境界線はなくなってきています。
一般的には、ニット帽というと毛糸で編んだ秋冬物のアイテムをイメージしてしまいますが、最近では麻の素材を使用した春夏物のニット帽も登場しています。
綿素材であればオールシーズン通してかぶれるものも多いです。
ニット帽はニット素材で伸縮性が高いために、サイズ感は大きいサイズの方から小さいサイズの方まである程度かぶることができます。
シンプルなものであれば老若男女関係なく、いろんな方が愛用できる帽子となっています。
2. ニット帽の歴史
ニット帽の起源については諸説ありますが、15世紀にはイギリス・ウェールズ地方の南東にある町・モンマスで、モンマス帽と呼ばれる最初期のニット帽が生産され、兵士や船員の必需品として広く輸出されました。
また、モンマス以外の土地でも製造されるようになり、モンマス帽のバリエーションは増えていったと考えられています。
18世紀ごろまで流行し、大量に作られたモンマス帽でしたが、生産コストが低いことからほどけやすく、残っているものはほとんどありません。
モンマスの博物館には、現存する最古のモンマス帽が展示されており、目の粗い二層のウールで織られているという特徴が伺えます。
やがてファッションとして取り入れられるようになり、さまざまなブランドやメーカーがオリジナルのニット帽をリリース。
近年では韓国発の猫耳付きのタイプが人気を集めるなど、手軽なファッションアイテムとして愛用され続けています。
日本では、大正末期の漫画『正チャンの冒険』で主人公がかぶっていた毛糸のポンポンが付いた帽子が「正ちゃん帽」として大流行しました。
3. ニット帽の特徴
• 素材:ウール、コットン、アクリル、ポリエステルなどが使用され、季節や用途に応じて選ばれます。
• デザイン:シンプルなものから、ポンポン付き、耳あて付き、つば付きなど、多彩なバリエーションがあります。
• 機能性:防寒性はもちろん、通気性の良い素材を使用した夏用のニット帽も存在します。
4. ニット帽の種類
• ビーニー(シングルニット帽):
頭にフィットするシンプルなデザインで、豆(bean)のようなかたちが名前の由来です。
シンプルなのでジョギングやランニングなどのスポーツをする際などにも適しています。
• ワッチ(ダブルニット帽):
一般的に折り返しのあるタイプのニット帽を指します。
見張りや監視役がかぶっていたこと(WATCH=見る)が名前の由来です。
すそに折り返しがあるためにホールド感が強く安定してかぶることができます。
• ポンポン付きニット帽(正ちゃん帽):
頭頂部にポンポンが付いたデザインで、子供から大人まで幅広く人気があります。
• つば付きニット帽(オスロキャップ):
つばが付いているため、日差しを遮る効果があり、ファッション性も高いです。
5. キッズ向けニット帽の選び方
• サイズ:子供の頭囲に合ったサイズを選びましょう。
伸縮性のある素材が多いため、多少のサイズ調整が可能です。
大きすぎるとずり落ちてしまうため、少しピッタリ目でも問題ありません。
• 素材:肌に優しいコットンやアクリル素材がおすすめです。
• デザイン:子供が喜ぶキャラクターやカラフルなデザインを選ぶと、喜ばれるでしょう。
6. おすすめのキッズニット帽
チアハットでは、以下のようなキッズ向けニット帽を取り揃えています。
もこもこポンポン付き キッズニット帽子 耳あて付きデザイン
柔らかな生地感と大きめのポンポンが特徴的なニットキャップです。
耳当て部分はしっかりと耳を包み込み、防寒効果も抜群です。
編み目模様がアクセントとなり、カジュアルながらも上品な印象を与えます。
ふんわり可愛いうさぎ耳 キッズニット帽子 お花モチーフ付き
ふわふわした素材感とうさぎ耳デザインが愛らしいニットキャップです。
サイドについたお花のモチーフがワンポイントとなり、女の子らしい可愛らしさを演出します。
あごひもで固定できるので、活発なお子様にもおすすめです。
カラフルで暖かい耳あて付きニット帽
この帽子は、鮮やかな色使いが目を引く手編み風のニット帽です。
耳あてが付いているので、寒い日でも耳元まで暖かく過ごせます。
カラフルな糸を使用しているため、お子様の冬のコーディネートのアクセントになります。
柔らかい素材を使用しているので、肌触りも良く、お子様も快適に被ることができます。
サイズ調整可能なデザインなので、成長に合わせて長く使えるのも魅力的です。
もこもこ素材の耳付きニット帽で愛らしさUP
ふわふわのもこもこ素材が特徴的な、耳付きのベビーニット帽です。
赤ちゃんをより可愛らしく見せてくれる耳のデザインが魅力的です。
保温性に優れているため、寒い季節にも安心して使用できます。
柔らかな肌触りで赤ちゃんの繊細な肌にも優しく、快適に過ごせます。
様々なコーディネートに合わせやすいデザインなので、普段使いにも活躍すること間違いなしです。
くまさんモチーフがキュートな耳付きベビー帽子
愛らしいくまさんモチーフがついた、もこもこ素材の耳付きベビー帽子です。
赤ちゃんをより可愛らしく見せてくれるデザインが特徴的です。
柔らかな素材を使用しているので、赤ちゃんの頭に優しくフィットします。
保温性も高く、寒い日でも赤ちゃんを暖かく包み込みます。
写真映えも抜群なので、思い出に残る素敵な一枚が撮れること間違いありません。
7. ニット帽の被り方トレンド
前髪はしまうのがトレンド
近年、ニット帽(ビーニー)の被り方では、前髪を中に収めるのがトレンドとされています。
この被り方は顔周りをすっきりさせて清潔に見せる効果があり、メガネやサングラスとの相性も抜群。
耳は半分ほど隠すと効果的です。
前髪を出した場合は、中性的・フェミニンな印象を演出します。
浅くかぶって顔を出す
ビーニーは浅め・深めのどちらの被り方にも対応していますが、一般的には髪の生え際ギリギリぐらいの位置で浅めに被るのが定番とされています。
顔の輪郭に左右されず、ゆったりしたシルエットのビーニーなら後頭部の部分をくしゃっとさせるなどアレンジを加えることでスタイリッシュな印象を与えます。
厚手のビーニーの場合は被り口を折り返してワッチのような形にするのがおすすめです。
深めに被った場合は防寒性を高める他、目元の表情を分かりにくくしてクールな印象を生み出します。
8.ニット帽のお手入れ方法
ニット帽の洗濯の仕方、洗い方について
ニット帽は洗濯の表記があるものについては洗濯ができます。
洗濯機は使用せずに、手洗いすることが望ましいでしょう。
ニット生地が伸びてしまうのを避けるためです。
洗えないニット帽についてはアンチバクテリアスプレーやアルコールスプレーでケアすると良いでしょう。
ニット帽の収納や保管方法について
ニット帽の収納や保管は、帽子が伸びないように気を付けて収納や保管を行います。
フックなどでニット帽をどこかに吊り下げることはせずに、風通しの良い場所で平置きしておくのが良いでしょう。
また、湿気などがこもらないように風通しの良い直射日光の当たらない場所に収納や保管するのが良いでしょう。
9. まとめ|ニット帽をかぶって楽しくおしゃれにお出かけしよう!
ニット帽は、その歴史や多様なデザイン、機能性から、季節を問わず多くの人々に愛用されています。
特にキッズ向けのニット帽は、デザイン性と機能性を兼ね備えたアイテムが豊富に揃っています。
ぜひ、お子様のお気に入りの一品を見つけてください。
チアハットには他にもたくさんの帽子を取り揃えております。
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