小学生の頭囲(サイズ)の目安
小学生の頭囲は、乳幼児期に比べて成長がゆるやかです。
下の早見表は、平均的な頭囲をもとにした「おおよその目安」です。
| 学年(年齢) | 頭囲の目安 | おすすめ帽子サイズ |
|---|---|---|
| 小学1年生(6歳) | 約50.5〜51.5cm | 52cm前後 |
| 小学2年生(7歳) | 約51.0〜52.0cm | 52〜54cm |
| 小学3年生(8歳) | 約51.5〜52.5cm | 52〜54cm |
| 小学4年生(9歳) | 約52.0〜53.0cm | 54cm前後 |
| 小学5年生(10歳) | 約52.5〜53.0cm | 54〜56cm |
| 小学6年生(11〜12歳) | 約53.0〜54.0cm | 54〜56cm |
※個人差が大きいので、必ずお子さまの 実際の頭囲を測ってから選ぶ のがおすすめです。
帽子サイズは「実測+1〜2cm」が基本
帽子のサイズは、
「頭囲の実測値+1〜2cm」
が基本です。
- フィット感を重視したい → +1cm
- ゆとりを持たせたい → +2cm
- アジャスター付きは調整幅が広いので+1cmでもOK
メーカーごとにサイズ規格が少し異なるため、チアハットのように実寸を表示している商品ページを参考に選ぶと失敗しません。
正しい頭囲の測り方(自宅でできる簡単な方法)
ご家庭で誰でもできる、帽子サイズの測り方です。
- 柔らかいメジャー(布メジャー)を使う
- 眉の少し上、頭の一番出っ張っている部分にメジャーを合わせる
- そのまま後頭部の最も出っ張った部分を通って一周させる
- メジャーが水平になっていることを確認
- 締め付けず自然な状態で測る
髪型のボリュームや姿勢で数ミリ変わるので、2〜3回測って平均値を使うのがおすすめです。
帽子タイプ別|小学生におすすめの選び方
■ キャップ(野球帽)
- 通学・遊びに使いやすい万能タイプ
- 後ろのアジャスターで調整しやすく成長対応もしやすい
- 走ったときにズレにくいフィット感が大切
■ つば広ハット・サファリハット
- UV対策を重視したい日にはこれ一択
- つばが広いぶん、いつもより1cm大きめでもOK
- あご紐がある場合は締まりすぎないよう注意
■ ベレー帽
- ファッション性が高く、浅めの被り心地
- サイズが合わないとずれやすいので「実測+1cm」程度が安心
- 髪の量でフィット感が変わるため要チェック
「大きめを買う」はおすすめ?
小学生は成長が落ち着いてくるため、
+3cm以上の大きめサイズは推奨しません。
大きすぎる帽子は
- 視界が悪くなる
- 走るとずれる
- 首に引っかかる可能性がある
など、日常生活で不便が出てしまいます。
成長を見越すなら、
調整できるデザイン(アジャスター・ゴム)を選ぶのが最適 です。
帽子選びで失敗しないためのチェックポイント
- 軽くジャンプしてズレないか
- 前後左右がフィットしているか
- 視界を遮らないつばの長さか
- 洗濯しやすい素材か(通学で汚れがち)
- 通気性や速乾性など、季節に合った素材か
特に小学生は汗をかきやすいため、
吸水速乾素材やメッシュ構造 などもおすすめです。
よくある質問(FAQ)
Q. 小学1年生でも54cmはありえますか?
A. あります。
成長には大きな個人差があります。
必ず 実測値 → その子に合うサイズ を最優先してください。
Q. 頭の形が左右で違う場合は?
A. 多くのお子さまは多少の左右差があります。
前後の一番出っ張っているラインを水平に一周した値を採用してください。
Q. 帽子を嫌がります。
どうすれば被ってくれますか?
A. 好きなカラーを選ぶ、短時間から慣れさせる、後ろ姿を写真に撮って褒めるなどが効果的です。
あご紐の締めすぎにも注意しましょう。
まとめ|小学生の帽子選びは「実測」がすべて
小学生の帽子選びで最も大切なのは、
実際の頭囲を正しく測ること。
平均サイズの目安も便利ですが、
お子さまの頭囲に合わせたフィット感のある帽子を選ぶことで、
毎日快適に、安心して過ごせます。
通学用からお出かけ用まで、
お子さまの「お気に入りの一枚」が見つかりますように。
厚生労働省が開示している子供の頭囲成長曲線のグラフはこちらから確認できます!









